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『となりのトトロ』を本でも読みたくなって検索したら、表紙に同じ作品名が並ぶ。フィルムコミック一巻。それから「徳間アニメ絵本4」。
えっ、一巻と四巻? 同じシリーズの続きなの?
ここ、購入前に分けておこう! フィルムコミックの巻数と、「徳間アニメ絵本」というシリーズの番号は別です。『となりのトトロ』という題名が同じでも、どんな形の本を読みたいかで選ぶ一冊が変わります。
そして、フィルムコミックを映画の原作漫画として選ばないことも大切です。スタジオジブリの作品情報では、映画の原作・脚本・監督は宮﨑駿さん。漫画の一巻を先に読めば原作を予習できる、という関係に決めつけず、映画にまつわる出版物の種類を確かめてね。
この記事では、日本語版のフィルムコミック一巻を中心に、巻数、絵本との書誌の違い、映像と本を行き来して楽しむ方法を整理します。物語の結末や台詞を並べる紹介ではなく、欲しい本を見分けて、その一冊をどう読むかを考える案内です。
フィルムコミックは「原作漫画を読む」つもりで選ばないでね
映画を観て好きになった作品なら、次は原作漫画も読んでみたい、と思うことがあるよね。ただ、『となりのトトロ』を探す場合は、まず作品の成り立ちと本の形式を分けて見てみよう。
スタジオジブリの映画の紹介では、原作・脚本・監督に宮﨑駿さんが記載されています。公開日は1988年4月16日、上映時間は約86分。音楽は久石譲さん、主題歌は井上あずみさんと案内されています。
一方、国立情報学研究所のCiNii Booksは、徳間書店の『となりのトトロ』を「アニメージュコミックススペシャル」のフィルムコミックとして記録しています。映画の作品情報と、本の書誌。それぞれが何を示す資料かを分けて読むところです。
「宮崎駿」と著者欄にあるから、漫画の連載を映画化した作品だろう、とまでは進めません。名前の一致だけで本と映画の順序や役割を決めると、読みたかったものとのずれが出るんです。
映画を本の形でも楽しみたい。その目的なら、フィルムコミックを候補にできます。逆に、制作中の絵の変化やスタッフの仕事を知りたいなら、画集や絵コンテ集など、別の種類の本を調べるほうが目的へ近づきます。
一冊で、物語も制作過程もすべて読めると期待しなくて大丈夫。今ほしいのは物語を読む時間なのか、作る過程を知る資料なのか。まずそのどちらかを選べば、同じ作品名の本が並んだ画面でも、見るところを絞れます。
フィルムコミック一巻のISBNは9784197785612です。後で紹介する絵本とは、この番号も違います。通販で探すときには、題名に加えて「フィルムコミック」「一巻」まで見てね。
この記事で紹介するのは、確認できた書誌と本の形式に沿う選び方です。全巻の全ページを読み比べて、映画の全カットや台詞がどこまで収録されるかを照合した記事ではありません。映像の一場面を必ず全部そのまま本で確認できる、と約束して買うものにはしないでおこう。
欲しい理由が「映像とは違う速度で、作品を本でも読みたい」なら、その読み方を考える入口になります。まず一巻の版を確かめるところから始めよう。
原作漫画との違いを踏まえて、トトロのフィルムコミック一巻を楽天で見る
「徳間アニメ絵本4」はトトロの四巻、という意味ではないよ
同じ題名の本で特に混乱しやすいのが、商品名のそばにある数字です。一巻、四巻、シリーズ四。似ているけれど、どのまとまりの数字なのかを見たいところです。
出版書誌データベースBooksの絵本の情報では、『となりのトトロ』のシリーズ名は「徳間アニメ絵本4」。原作は宮崎駿さん、出版社は徳間書店、ISBNは9784197036844です。
つまり、この4は徳間アニメ絵本のシリーズ番号です。フィルムコミック一巻を持っている人が、続きとして絵本の「4」を買う、という組み合わせにはしないでね。
見分けるために、確認できた情報を並べておきます。
| 比べるところ | フィルムコミック一巻 | 徳間アニメ絵本のトトロ |
|---|---|---|
| 書誌上のシリーズ | アニメージュコミックススペシャル | 徳間アニメ絵本4 |
| 題名に付く数字の意味 | トトロのフィルムコミックの巻数 | 絵本シリーズ内の番号 |
| 出版社 | 徳間書店 | 徳間書店 |
| ISBN | 9784197785612 | 9784197036844 |
| Books掲載の判型 | B6 | B5変 |
あ、出版社まで同じなんだね。だから「徳間書店のトトロ」というところだけでは選び切れないんです。題名、シリーズ名、ISBNを一組で見る意味がここにあります。
判型も違います。今回の書誌では、フィルムコミック一巻がB6、絵本がB5変と掲載されています。ただし、判型名だけで厚みや重さ、実際の文字の読みやすさまで分かるわけではありません。どこで読むかに合わせて、可能なら実物や公開見本も見たいところです。
バッグへ入れて一人で読むつもりなのか、机に開いて誰かと見るつもりなのか。同じ作品が好きでも、本を開く場面は違うよね。物語を知っているかどうかに加え、使いたい本の形も選ぶ条件になります。
子どもへ贈る場合も、作品が有名だから、という理由だけで決めなくていい。本人がコミック形式で読みたいのか、絵本を開きたいのかを聞けるなら、その希望を優先しよう。ここでは特定の年齢なら必ず一人で読める、といった目安を新しく決めていません。
なお、スタジオジブリの海外出版物一覧にも、フィルムコミックと絵本は別の種類として案内されています。ただ、その一覧は言語や海外版を含む情報です。そこにある英語の合本版を見て、日本語の一巻と同じ商品だとは考えないでください。
まずは、欲しいのがコミックか絵本か。その次に、言語と版を選ぶ。この順番なら、表紙にトトロがいるという共通点だけで、別の本を注文するのを避けやすくなります。
絵本のシリーズ番号と区別して、フィルムコミック一巻のISBNを楽天で確かめる
一巻だけと一〜四巻セットは別の買い物。家にある巻から照らし合わせよう
CiNii Booksでは、このフィルムコミックを四冊として記録し、一〜四の巻を挙げています。一巻の商品ページを開いたからといって、四冊全部が入るわけではないところも、注文前に見ておこう。
今回、楽天で内容を確認したbookfanの商品は『となりのトトロ1』、ISBN9784197785612です。商品ページの書誌は145ページ。これは一巻についての情報で、全巻セットの合計ページ数ではありません。
検索結果に「一〜四巻」「全巻セット」と書かれた商品が出た場合は、一巻単品と分けて比較します。一冊の金額と四冊の金額を、同じ量の買い物として比べないようにしたいね。
すでに家に本がある人は、注文を進める前に、背表紙や奥付を見てみよう。題名がトトロでも、フィルムコミックなのか、絵本なのか。フィルムコミックなら何巻を持っているのか。一度確かめれば、買い足す対象が変わることがあります。
説明のための例ですが、一巻と二巻を持っているなら、足りない巻を探す方法があります。反対に、持っているのが絵本一冊なら、「トトロの一巻はもう持っている」とは数えず、別の種類の本として考えるところからです。
メモにするなら、長い感想はまだいりません。「形式:フィルムコミック/持っている巻:一・二/次に探す巻:三」のような短い書き方で十分。どこまで買ったかを、自分が後で分かる形にしておこう。
初めてなら、一巻を選んで本の形が自分に合うかを見てから続きを考える方法もあります。最初から四冊そろえることだけが正解ではありません。ただ、一巻だけで映画の最後まで読めるつもりでは選ばず、複数巻の本であることは押さえてね。
まとめて読むつもりでセットを探すなら、そろう巻、言語、新品か中古かを確認します。「セット」という言葉があっても、付録や別の関連本を含む場合もあるので、商品説明の内訳へ進むことが必要です。
古くから刊行されている本は、検索すると中古商品も多く並びます。今回のISBN検索にも中古の掲載がありました。同じISBNでも、その一冊の状態は別の情報です。巻をそろえることと、どんな状態の本を受け取るかは分けて確認してください。
買い足しの予定が決まったら、あとは必要な巻へ。全巻のリストを作ること自体を大仕事にせず、今ある本を一度見て、その続きが欲しいのかを選んでいこう。
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本を読んだら、映画の「時間」へ戻ってみよう。感想の入口は一つでいい
フィルムコミックを選ぶ楽しみを考えるなら、映像と紙の読む速度の違いにも目を向けたいね。
映画には、音楽、声、動き、そして場面が進む時間があります。紙の本は、読者がページを進めるところで速度を変えられます。同じ作品への関心でも、「次へ進む前に、ここをもう少し見ていたい」という読み方を考えられるんです。
ただ、紙から映画の秒数を逆算することはできません。ページの広さやコマの数を見たことと、映像でどれだけ時間をかけたかを確認したことは別です。本で気になったところがあったら、映像へ戻って確かめる、という行き来ができます。
ここからは読み方の提案です。特定の巻の何ページに何が載っている、という未確認の説明ではありません。手元の本を読んで、自分が足を止めた箇所から選んでみてください。
たとえば、表情が気になったなら、まず「どの顔を見返したか」を一つ残す。物語の意味をいきなり全部解こうとしなくてもよいんです。映像を見直すときには、その表情の前後で声や動きがどう続くかへ目を向けられます。
背景の一部が気になった場合は、本の画面に見えるものを具体的に書いてみよう。「きれいだった」という感想を禁止するのではなく、その先へ一つだけ進めます。窓、道、木など、実際に見つけたものの名前が入ると、自分が見返したい場所を残せるからです。
そのあと、映画の音まで思い出したくなったら、確認できる視聴環境で同じ場面へ戻る。本で静かに見る時間と、声や音楽を聴く時間を、同じものとして競わせなくていい。好きな場面へ戻る道が二つある、と考えてみよう。
気をつけたいのは、自分の発見と制作側の意図を混ぜないことです。「この表情が気になった」「ここで落ち着かなく感じた」は、自分の感想として書けます。でも「監督はこの意味を隠した」と書くなら、発言や制作資料を別に調べる必要があります。
感想を書こうとすると、正しい解釈を出さなければ、と構えたくなるかもしれません。それでも最初は、目が止まった一か所と、その前後を見直したい理由があれば十分です。一冊を読んだ日に、全場面を分析する宿題まで増やさなくていいよ。
映画をもう一度楽しむための、小さなメモを一つ。読み終えたら、そのメモにある場面へ戻ってみよう。買う本を選ぶ時間の先に、好きな作品を見る時間をちゃんと残しておきたいね。
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最後は作品名だけで決めず、「形式・巻・言語」をそろえて注文しよう
購入画面へ戻ったら、まず形式。フィルムコミックなのか、徳間アニメ絵本なのか。次に巻。一巻単品なのか、複数巻が入る商品なのか。そして日本語版を探しているのか、別の言語で読みたいのかを合わせます。
『となりのトトロ』という作品名は共通でも、この三つをそろえると、欲しい一冊が具体的になります。今回のフィルムコミック一巻なら、ISBN9784197785612まで照合してください。
表紙画像だけを頼りにしないことも大切です。確認した販売店は、画像にイメージや仮デザインを含むことがあり、帯の有無などが実物と異なる場合があると案内しています。欲しいものが帯や特定の装丁なら、通常の書誌だけで確約されたと思わず、その条件を販売店へ確かめよう。
価格、在庫、送料、出荷の目安は、選ぶ店と注文時点の表示で確認します。検索で見つかることと、その日の予定に間に合って受け取れることは別です。プレゼントの日が決まっているなら、巻数をそろえた後に、配送の条件まで見てね。
一巻と絵本の「4」で迷っていたなら、もう同じ数字の比べ方をしなくて大丈夫。読みたい形を選び、その中の巻を選ぶ。一つずつ分ければ、同じタイトルがずらっと並んだ画面からも、自分の本へ近づけます。
フィルムコミックを選んだら、本の速度で読んでみよう。気になるところで止まっていいし、そのまま続きを読んでもいい。映画へ戻りたくなったら、次は声や音を聴きにいこう。
好きな作品をもう一度楽しむための本です。確認を終えたら、あとは読む時間へ。今度はどこに目が止まるかな。