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たとえば、『リズと青い鳥』を見終えて、もう一度見たいと思ったとき。
声のことを聞きたい。絵の作り方も気になる。あの音楽の話も、もっと知りたい!
その入口の一つが、Blu-rayの音声特典です。作品の公式サイトには、キャストコメンタリーと、監督・絵の担当者・音楽や音響効果の担当者が参加するスタッフコメンタリーの案内があります。
同じ映画でも、参加している人の仕事を手がかりに、聞いてみたい枠を選べるんだね。
今回は通常版Blu-ray、品番PCXE-50861を購入候補として、公式に案内された顔ぶれと、再鑑賞の準備を整理します。特典の会話を実際に聞いた感想や内容の要約ではありません。どんな人が参加していて、何を手がかりに選べるかという案内です。
先に顔ぶれを見よう。キャストとスタッフで参加する人が違う
作品の公式サイトでは、コメンタリーの参加者が役名や制作上の担当と一緒に紹介されています。
名前を全部知っていないと楽しめない、なんてことはないよ。まずは、自分が映画を見て気になったところと、どんな仕事の人が参加しているかをつなげてみよう。
| 公式が案内する枠 | 参加者と担当の手がかり |
|---|---|
| キャスト | 種﨑敦美、東山奈央、藤村鼓乃美、山岡ゆり |
| スタッフ・画面に関わる顔ぶれ | 山田尚子と、西屋太志・髙尾一也、石田奈央美・篠原睦雄の組み合わせ |
| スタッフ・音に関わる顔ぶれ | 山田尚子、牛尾憲輔、倉橋裕宗 |
監督の山田尚子は、公式のスタッフコメンタリーの案内に複数の組み合わせで登場します。キャストだけが映画を振り返る特典、というわけではありません。
一方で、この表の行数を、再生メニューの音声トラック数として使わないでください。公式の参加者の案内を読みやすくまとめた表であり、ディスクの画面を操作して項目数を確認したものではありません。
これから特典を聞くなら、まず一つ、気になる参加者や担当を選ぶ方法があります。全員の名前を覚えてから始めようとすると、鑑賞の準備だけで大仕事になってしまうからね。
映画をまだ見ていない人は、物語そのものを先に見るかどうかも考えよう。コメンタリーは作品に関連する特典なので、先の展開に関する話を避けて聞けるとは限りません。初めての一回をどう楽しみたいかで順番を決めてください。
通常版の本編収録時間は、販売元のポニーキャニオンの商品ページで90分と案内されています。ただし、それをコメンタリー各枠の収録時間とみなして、合計の長さを計算することはしません。
今日は本編を見返す日でも、一つの特典を選ぶ日でもいい。最初に、どんな話を聞いてみたいかを決めるところから始めよう。
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キャストの枠が気になるなら、四人の役名を先に結び付けておこう
公式が挙げているキャストコメンタリーの参加者は、鎧塚みぞれ役の種﨑敦美、傘木希美役の東山奈央、中川夏紀役の藤村鼓乃美、吉川優子役の山岡ゆりです。
みぞれと希美の二人だけなのかと思ったら、夏紀と優子を演じる二人も参加している。顔ぶれを読むだけでも、聞く前に確かめられる違いがあります。
ただし、四人がいるから必ずこの場面の演技を解説する、この台詞について話す、とまでは言えません。具体的に何が語られるかは、実際の収録内容で確かめるところです。
聞く準備としては、名前と役を小さくメモする方法があります。出演者名だけだと追いにくい人も、どの人物を演じた人かが分かると、話す人を確認する手がかりになります。
本編を見返すときに声が気になったなら、自分がもう一度聞きたい箇所も一つ残しておこう。声の大きさなのか、言葉と次の言葉の間なのか。具体的な場面を覚えている範囲で書きます。
ここで、はっきり覚えていない台詞を、正確な台詞として記録する必要はありません。自分用のメモなら、会話の途中で少し間があったところ、など、分かる範囲の目印でも始められます。
その後、特典で関連する話があれば、自分が気になったことと照らしてみる。話が出なかったなら、出ていない部分を出演者の意図として補わないでおこう。
感想を書くときも、「聞いて初めて分かった」と言えるのは、実際に聞いて確認できたことだけです。先に立てた自分の疑問が、特典で全部解決されるとは限りません。
それでも、聞く前に疑問が一つあると、何に耳を向けたいかは決められます。好きな役の人がいるから聞いてみたい、という入口でも大丈夫。制作の専門用語をそろえないと再生してはいけないわけではないよ。
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絵の作り方が気になるなら、キャラクター・撮影・色彩・美術の担当へ
スタッフコメンタリーの公式案内には、監督の山田尚子と、キャラクターデザインの西屋太志、撮影監督の髙尾一也という組み合わせがあります。
さらに、山田尚子と、色彩設計の石田奈央美、美術監督の篠原睦雄という組み合わせも挙げられています。
この顔ぶれを見ると、画面について気になることがあっても、全部を一人の仕事へまとめずに考えられます。登場人物のデザイン、撮影、色彩、美術。それぞれに担当名があるんだね。
たとえば、画面の色が印象に残ったとしても、その一言だけでは、何について知りたいのかが広いです。人物の色が気になったのか、背景との組み合わせなのか、画面全体の見え方なのか。実際に見たところを一つ選んでみよう。
ただし、その見え方を特定の一人だけが決めた、と自分で割り当てることはしません。完成した画面には複数の仕事が関わります。誰がどう説明しているかは、参加者の発言と区別して読んだり聞いたりする必要があります。
もし専門用語が出てきて分からなければ、最初の一回ですべてを調べ切らなくても大丈夫。気になった言葉を一つ残して、聞き終えてから確認する方法があります。
再生を何度も止めて辞書を引くほうが自分に合う人も、まず通して聞くほうが楽しめる人もいるはず。鑑賞を勉強の課題へ変えなければいけない、という話ではありません。
メモには、聞いた枠と日付も添えておくと、別の出演者の発言と取り違えずに見返せます。担当者の名前が曖昧なら、先に公式の参加者欄へ戻って確認してね。
自分のメモでは、「画面を見て自分が受け取ったこと」と「特典で担当者が説明したこと」を二列に分けてみてもいいね。同じ言葉でまとめられなくても、どちらかを消す必要はありません。
説明を聞いた後でも、最初に自分が感じたことは自分の鑑賞の記録です。一方、制作側が話した内容を紹介するときには、自分の推測を本人の言葉として足さないようにします。
キャストの話から入るか、画面に関わるスタッフの話から入るか。いま気になっているのが絵のことなら、この担当者の顔ぶれを選ぶ手がかりにしてみてください。
音楽と音響効果の人も参加。サウンドトラックとは用途を分けて選ぼう
音に注目している人が見たいのは、山田尚子、音楽の牛尾憲輔、音響効果の倉橋裕宗が参加する組み合わせです。作品公式サイトが、スタッフコメンタリーの顔ぶれとして案内しています。
音楽の人と、音響効果の人。どちらも音に関わるけれど、担当名は違う。ここから、何について聞いてみたいかを考えられるね。
たとえば、本編を見て音楽が気になったのか、身の回りの音が気になったのか。自分が記憶している箇所を一つ書いてみます。実際にどんな音があったかがあいまいなら、先に本編を見返して確認する方法があります。
ただし、聞こえた音を、どの担当者がどんな方法で作ったかは、こちらで決めないでください。この組み合わせの特典があることと、自分が知りたい音の作り方がそこで必ず説明されることは違います。
特典を聞くときには、気になった説明を受けて、もう一度本編の該当箇所へ戻る、という楽しみ方も考えられます。特典を聞き終えたら終わりではなく、見たり聞いたりする順番を自分で選べるんです。
一方、音楽だけを繰り返し聞きたいなら、探している商品がサウンドトラックなのか、映画のBlu-rayなのかを分けてね。公式サイトにはサウンドトラックの商品情報もありますが、同じタイトルの作品に関する商品でも、収録内容は別です。
今回案内しているPCXE-50861は映画のBlu-ray。音声特典を聞きたい人向けの確認をしています。音楽CDを買えば同じコメンタリーが付く、という案内ではありません。
また、公式が音声特典として挙げているDTS Headphone:Xという表示も、コメンタリーの出演者を示すものではありません。音声に関連する情報が同じ欄へ並んでいても、何の種類の説明かを分けて読もう。
再生する音声を切り替える具体的な操作は、ディスクの案内や使う再生機器の説明書で確認してください。ここでは未確認のメニュー名や、どのボタンで必ず切り替わるかといった手順は付けません。
音楽の話を聞いてみたい。その思いから、参加者を一組見てみる。最初の選び方は、それくらい小さくていいんだよ。
台本付限定版とは品番が違う。特典を目当てに買う前の確認
コメンタリーを聞いてみたくなったら、注文する商品の品番を確認します。今回の購入候補は、通常版Blu-rayのPCXE-50861。ポニーキャニオンの公式商品ページでは、JANコード4988013253216が掲載されています。
似た写真や同じ作品名で、台本付数量限定版やDVDが一緒に表示されることもあります。作品名が合うことだけで、同じ仕様の商品だと思わないでください。
特に、台本が欲しい人は通常版の商品へそのまま進まないでね。通常版に、限定版の商品名にある台本が付くと解釈することはできません。自分が欲しいのは音声特典なのか、台本やほかの付属品も含むセットなのかを先に決めます。
公式サイトには、発売時の初回特典として特製ケースやブックレットの案内もあります。ただし、現在売られている通常版に、必ずその初回仕様が付いてくるとは限りません。
今回確認した楽天の取扱店も、発売後の注文について初回出荷分の手配を確約していないと案内しています。初回の付属品が必要なら、注文するお店の商品説明や問い合わせで確認する必要があります。
コメンタリーが目的なら、対象の販売ページにキャスト・スタッフ両方のコメンタリーが記載されているかを見ます。今回のJoshinのPCXE-50861の商品ページでは、両方の音声特典の掲載を確認しています。
ただし、同じ作品のレンタル品や海外版、別の販売形態へ、この掲載内容を一律に当てはめることはしません。中古なら、ディスクや付属品の状態も別に確認してください。
自宅で再生できるかも注文前に見ておこう。今回の品はBlu-rayなので、使用する機器がその形式に対応しているかを確認します。パソコンで見る予定なら、読み取り機器と再生ソフトの条件も調べる必要があります。
価格だけを見る前に、品番、映像の形式、欲しい音声特典、付属品の扱い、再生環境。この順に照らすと、何のためにこの一枚を選ぶのかがはっきりします。
送料を含む総額や出荷の見込みは、注文時の表示を確認してね。発売当時の価格や店舗別の購入特典を、今も同じ条件で選べると決めず、現在の購入対象を見てください。
まとめ:次の一回は、聞いてみたい人の仕事から選んでみよう
『リズと青い鳥』の公式案内には、キャストとスタッフのコメンタリーがあります。役を演じた人、画面に関わる人、音楽や音響効果を担当する人。それぞれの顔ぶれが、次に聞いてみたい特典を選ぶ入口になります。
全部を一度に聞かなければ、この作品を理解できない、と思わなくて大丈夫です。本編をもう一度見る日でも、気になる担当者の話を聞く日でもいい。自分が今、知りたいところから選べます。
聞く前に、疑問を一つ残す。聞いた後には、実際に語られたことと、自分が受け取ったことを分ける。そうすると、特典を聞いた記録も、自分の鑑賞の続きとして残せます。
注文するなら、通常版の品番と音声特典を確認してね。初回の付属品まで必要なのか、コメンタリーを聞ける一枚を選びたいのか。そこを決めてから探すと、別の版を見つけても比べやすくなります。
次に聞きたいのは、声の人の話かな。絵の人? それとも音の人? 好きな映画をもう一度開くきっかけとして、その一組から選んでみよう!
参加者・担当・発売時仕様は作品公式サイト、本編時間・品番・JANはポニーキャニオンの商品ページを参照。取扱店の音声特典掲載と現在の付属品条件を確認して選んでください。